【 魂萌え 】桐野夏生
桐野夏生 の「黒いシリーズ」
*よく言われる 白いシリーズと黒いシリーズ
私的には ←こんなもの私的に決まっているが極稀に反論されるので
白:希望があるシリーズ
黒:絶望しかないシリーズ
って 解釈です
桐野女史 自身もインタビュー等で白黒があると言っています
熟年離婚 昨今 取りざたされる話題である
令和に入り 自分の生き方に強制される事象が減った
時代と共に 文化と共に そうなるんだろう
人は覚悟が足りない 改めて考えさせられる
人には色々な状況がある 事情がある 秘密がある
もしも。。。
どんな事態でも用意しておけば良い
簡単に言うが実行するのは難しい
人は老い、必ず死ぬ
突然死ぬことも想定して於くべきだが 想像が現実を越え無い
桐野氏は現実を越えるから凄いのだろう
平凡に生きる事も、容易い事では無いのだ
【 魂萌え 】桐野夏生
(あらすじ)
どこにでも居そうな平凡な一家
夫の隆之が突然逝ってしまった 享年六十三歳
残された妻の敏子 五十九歳
アメリカで暮らしている彰之 三十五歳
コンビニ 店員の美保 三十一歳
信じていた夫の裏切りが発覚する
自分で自分を制御できない 敏子の心は乱れる
息子と娘の身勝手な言動
人生の第二幕が開く
唐突に 劇的に 理不尽に
何の用意もしていないのに 突然の変転を強いられる
「平凡な主婦」は激変に耐えられるのか
リアルな現実がそこには あった
救いはあるのか? 彷徨する魂の行方は?
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