【 水の眠り 灰の夢 】〈 ミロ シリーズ 第3弾?〉桐野夏生
桐野夏生 ミロシリーズ 外伝というか番外編と言うか スピンオフです
村野ミロの 義父 : 村野善三 の若かりし頃の話
善三が主人公なので 桐野氏の白黒シリーズでの分け方は不要かな 単にミステリという感じ 話の展開が早くて スリリングで面白い 昭和の未解決事件
に絡みます 台詞も時代背景もあり 今なら案件のオンパレードです(笑
『
』1963年11月~1963年9月にかけ 芸能人事務所 自宅 デパート 地下鉄等に
草加 次郎 の名で 脅迫 爆破 発砲 などを行った事件の総称
現金の要求もしているが現場に犯人は現れなかった
指紋 筆跡 証拠の拳銃 等が残っているにも関わらず犯人の特定が出来ず
模倣犯も混じっていたとの説もある
容疑者として 1万人弱が候補に挙げられた ← この中に善三も入ったって事です
1978年9月5日 公訴時効が成立
1963年 トップ屋(雑誌記者) 村野善三 は『草加次郎』事件を追っていた
善三は家出した甥を迎えに行く先で 少し様子のおかしな女子高生のタキに出会う
タキの自宅まで送るが。。。
仕方なく 善三はタキを自宅で保護するも 善三が同僚の後藤に会っている間に
タキは善三宅から居なくなる
高度成長期 人々が上だけを見て 遮二無二 頑張っていた時代
オリンピック前夜
悪党も 善人も 自分の役割を演じ続けるために疾走し続ける
新装版 水の眠り 灰の夢 (文春文庫) | 夏生, 桐野 |本 | 通販 | Amazon
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