【 ダーク 】上巻 下巻〈 ミロ シリーズ 第5弾 〉桐野夏生
桐野夏生 ミロ シリーズ 第5弾 完結編 だと思うけど
「黒いシリーズ」 強引でも黒 悪意の塊です ミロ シリーズ最強 ってか他のシリーズを入れてもそれなりなランクですが 一応 ミロ シリーズなのを御承知おき下さい
時代の移り変わりにより 図書館の除籍基準にひっかるのも仕方ないかも ←言い過ぎ
食後などにはお勧めしません 落ち込んでる時や弱っている時にもお勧めしません
前作までとの繋がりとか吟味しないで下さい 脈絡しらん
本の 分厚さは気にしなくても大丈夫 文庫は上下巻です 大して苦労なく読めます
たぶん ミロファンの評価は真っ二つに分かれます
カスタマーレビューもあまり良くないです
剥き出しの感情をぶつけられる様な物語
救い様が無い登場人物達
見たくも無い人間のエゴや業を嫌と言う程 目の前に突き付けられる
人は蠱るのか? それとも、生来が悪なのか?
【 ダーク 】上巻 下巻 桐野夏生
『村野ミロ シリーズ 第5弾』
(あらすじ)
始まりは 嶮隘なる人生の渓谷へ誘う一枚の葉書
義理の父:善三が隠していた事実を知り ミロ は絶望し蠢動する 復讐をするためだけに善三を訪ねると そこには善三の事を パパリン と呼ぶ 久恵 と云う女が居た。。。
ミロ は 跳梁し 跋扈し そして堕獄する
愛憎? 嫉妬? 嫌悪? 己でさえ理解出来ない感情で
愛した男でさえ躄る運命が待ち受けているのだろう
悪意が悪意を呼び覚ますのか 元々の業なのか
人は 成熟できず壊れる事もある
「 四十歳になったら死のうと思っている 」
人は 歳を経ると生への執着が無くなるのか? それとも 醜く執着するんだろうか?
歳を取るのは楽しい事です と言い切るほどの自信はない。。。
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